チタキヨのヨ

妙齢女だらけ演劇ユニット「チタキヨ」の作・演出担当、米内山陽子のあれこれ

「したごころ、」終演しました

昨日、エビス駅前バープロデュース「したごころ、」千穐楽を迎えることができました。
震災の影響で、最終2日がやむなく中止となり、8日ぶりの振替公演。
3ステージ。最終ステージは手話通訳付き。
すべての回を沢山のお客様に観ていただけて、こんなに幸せなことはあるのかと、なんだか胸がいっぱいになりました。

ご来場いただいたお客様、ほんとうにありがとうございました。
ご来場をご検討いただいたお客様、わたしたちはまだまだ続けます。今後にご注目下さい。
関係者の皆さん、ほんとうにお疲れ様でした。

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作家としてエビス駅前バーを舞台に書いたお芝居は、5本になりました。再演含め。
そして、今回、小劇場界初の全編手話通訳もやらせていただきました。
耳の聞こえないお客様にもたくさん観ていただくことができました。
作家としての仕事のピークは、現場の俳優とは少しずれていて、いつも作家として現場に参加するとき、少し嬉しくも寂しい、という感覚を持つことがありました。
子どもが親の手を離れて、友人や恋人と共に歩いているのを眺めるような。
でも今回、手話通訳をやって、皆と一緒に千穐楽を迎えて、拍手をしているお客様の顔を舞台上から眺めているのは、望外の幸せでした。

ほんとうにありがとうございました。
なんか湿っぽい文だな。
うん、でも、みんなサンキュー。

がんばる!