チタキヨのヨ

妙齢女だらけ演劇ユニット「チタキヨ」の作・演出担当、米内山陽子のあれこれ

終わりました。始まりました。

feblaboプロデュース、TorinGi#3「Dressing」無事幕を下ろしました。
女子ばっかりできゃっきゃする芝居はホントに楽しかったです。
出演者が女性のみの芝居はトリコ劇場の「笛が鳴ったら助けて」と明星学園の「コイバナ」に続く3本目。
笛は3人、コイバナは7人。そしてDressingは8人の女子たち。

Dressingは特にタイトルが気に入っています。
すっぴんスタートで、女子どもがキレイになってゆくので、ドレッシング。
しかし内容は素のままの、女子の間にしか起こらないあれこれだったので、キャッチコピーはwithout Dressingでございました。
最後、みんなが着飾って出てくるときに、音には出ないタイトルコールがされたようでした。
幸福でございました。

さて、それと同時に始まったこともあります。

風琴工房の詩森ろばさんと津田湘子さんが発起人の企画「hgリーディング」に手話通訳として参加することになりました。
収益金は義援金として募金されます。
今、やるべき作品だと強く感じています。
たくさんの方に見ていただけますように。
http://stage.corich.jp/stage_detail.php?stage_main_id=21190

そして

「捨てる。」再再演。
その上、東京大阪の2都市をツアーで回ります。
ツ ア ー !
俳優としてのツアー経験はありますが、自分の作品がツアーに出るのは初めてです。
大阪でも楽しんでもらいたい!
ので、やっぱりちょっぴり改稿します。
2度目でも、3度目でも、少し違って見える、そして初めてでももちろんおいしい「捨てる。」
ぐいぐいやってまいります!

そしてそして、

2~3月に27ステージの長丁場でお送りした「したごころ、」が手話に翻訳され、耳の聞こえない俳優のみで上演されることが決まりました。
翻訳て!
自分の作品が翻訳されるなんて初めての経験です。
シェ、シェークスピアみたいじゃね?
演出は金田一央紀さん。
前回は手話通訳の回がありましたが、今回は声の回があります。
場所は初演とおなじ、エビス駅前バー。
こんどはあそこが、耳の聞こえない人の集まるバーになります。
声の回でなくても、台本貸出サービスもありますので、ちょっとどんなもんか覗きにいらしてください。
http://stage.corich.jp/stage_detail.php?stage_main_id=21381

手話通訳をはじめて、本当によかった。
こうやってお仕事がつながってゆくのが、本当にうれしいです。

そして新作は、8月のエビス駅前バープロデュース。
7本目のバー芝居。
もうやるっきゃねぇ。