チタキヨのヨ

妙齢女だらけ演劇ユニット「チタキヨ」の作・演出担当、米内山陽子のあれこれ

2007-11-01から1ヶ月間の記事一覧

ごあいさつ

トリコ劇場のサイトがリニューアルいたしました。 前回の「こ きゅう」を経て山岡がトリコ劇場を去ることになり、 田中真実が制作のメンバーとして加わりました。 人々が流動的に私たちのところを出入りしてゆく様は、まるで劇場です。 トリコ劇場という器は…

過去の公演

過去公演目次 本公演 #001「メモリウム」 #002「つみうみ」 #003「剥がれる」 #004「粉花病」 #005「神様の不在」 #006「こ きゅう」 番外公演 petit001「わたしは、虫」 petit002「第六感」 コトリコ「ことり学園、危機一髪!!」 イベント「笛が鳴ったらた…

トリコ劇場とは?

トリコ劇場(とりこげきじょう) 2003年旗揚げ。 以来2008年まで、2年に3回のペースで本公演、番外公演などを行っていた。 作風は一人の少女を取り巻く悲劇から、コミカルな会話劇まで幅広い。 ありえない状況の上での日常と生活を描き出すことが得意とす…

event 「笛が鳴ったらたすけて」

本格的に見捨てられたね とりあえず、どうする? 朝までまってみようか。朝まで、お父さんを待って……待とう。 朝とか、来るのかなあ……? (上演台本より) event extra 「笛が鳴ったら助けて」 2005/1/16(sun) 作 演出 米内山陽子 出演 菊池美里 山岡未絵 米…

コトリコ「ことり学園、危機一髪!!」

構成・演出・出演 トリコ劇場(菊池美里、山岡未絵、米内山陽子) ゲスト作家 加東航(ククルカン) 西山聡(クロム舎) 穂科エミ(はぶ談戯) 屋代秀樹(日本のラジオ) 校歌・尚人 照明・奥田賢太 音響・未知 ゲスト出演 今井清光(はぶ談戯) ※穂科エミ作…

Petit♭002「第六感」

petitトリコ劇場♭002 彼女には超能力がある 彼に部屋には女が二人通っている ハレは週に3回 アメは週に2回 ハレはアメのことを知らない アメはハレのことを知っている アメは彼に切り出す 自分の超能力のことを 逃げ場のない彼の部屋で 男女三人が紡ぐ生活…

petit♭001「わたしは、虫」

人生は有限である であるが故に キリがない そういうことがある 宿命としてある ここから逃げるわたしは 自由だよね? (演出ノートより) petitトリコ劇場 「わたしは、虫」 2004/10/10(sun)-11(mon) 米内山陽子 作 演出 菊池美里 出演 ゲスト 10/10(sun) …

#006「こ きゅう」

トリコ劇場#006 「こ きゅう」 明日にゃあおらん人々 一九四五年八月五日 広島県相生橋付近の貧乏長屋 翌日に何が起ころうとも 人々の生活は続く 明日をも知らずに 人々は暮らす ただただ日々を重ねて 知らぬ間に奪われる ただただ消える日常を描く 生活悲劇…

#005「神様の不在」

トリコ劇場#005 わたしの神様は、わたしに優しくない。 STORY 都心の神学校に通うため 地方から出て来た敬虔な信徒・空子は 教会の地下に住む盲目の浮浪者・充一と出会う。 誰よりも教義を理解しているように見える彼を 教会の関係者は排除しようとする。 や…

#004「粉花病」

この気持ちに名前をつけたくて だけど名前でくくれないものがあって だけど名前をつけないと苦しくてしかたない (演出ノートより) 役者紹介 作家、出演者インタビュー 客演陣による稽古場日記 チラシ 表 裏 あらすじ 演出ノート 2006年1月19日(木)〜22日…

#003「剥がれる」

わたしはあのひそひそ話や目的を忘れたトイレや笑って走る教室移動の、 かやの外で居続けた。 同じ教室の中でわたしと彼女達にあいていた距離は、 いまだに鈍い痛みとともに思い出されて、 早く忘れろとわたしを追いつめる。 あの距離に、いまだに負け続けて…

#002「つみうみ」

「つみうみ」 最近、自宅の電気が止まりました。 ただ料金払ってなかっただけなんですが。 夜中に疲れ果てて自宅に帰り おふとん敷こうと思ってひもをひっぱっても、うんともすんともでした。 軽くパニックを起こしてひとしきり部屋を徘徊しました。 うちの…

#001「メモリウム」

小さなことにこだわるわたし達は その小ささにうろたえながら 忘れたり、忘れなかったりしていく (演出ノートより) 原案・演出 米内山陽子 出演 菊池美里 阿南順子 / 荒井真吾(NETARO NOTE) / 太田大輔 荻原隆輔(-line.) / 尾崎麗奈 / 谷口真之 中村貴子 /…