チタキヨのヨ

妙齢女だらけ演劇ユニット「チタキヨ」の作・演出担当、米内山陽子のあれこれ

腹の中身はもう出てもいい

朝、酷い胎動と立ちくらみで立ち上がれなくなる。

夫がえらい心配して病院までついて来てくれた。

その頃には復活。

血液検査でも貧血ではなかったようなので、大事には至らず。

体重がここのところでいきなり増えている。

中の人は約3000g弱。

今日から週1の検診になった。

そろそろ出て来てもいいぞ。

これ以上でかくなると難産になりそうだ。

今とにかく眠くて一日中寝ているような気がする。

そして悪夢ばかり見るんだな。

ひたすら誰かに責め続けられている。

もしくはすれ違いっぱなしで、どれだけ行っても目的に辿り着かない。

起きると外は暗かったり明るかったり夫が鼾をかいていたり。

世界がこの部屋を残して滅びたような錯覚を覚える。

人生があまりうまくいってなかった頃によく感じた感覚だ。

そういう時、中の人は痛いくらいに動く。

痛すぎて笑けてくる。

生きている。