チタキヨのヨ

妙齢女だらけ演劇ユニット「チタキヨ」の作・演出担当、米内山陽子のあれこれ

だから春はまだかってば

中の人から「サクラサク」の報(陣痛)が届かない、

よないやまようこ、もうすぐ30ちゃいです。

昨夜は弟の部屋にすごく素敵なお客様がきていて、

腹でもなでていただこうかと思っていたが、

ご挨拶もそこそこに「すわ!」と思われる15分間隔になり、

痛いときこそ動くと良いとの知恵を信じ、

夫と雨の西荻へ歩け歩け大会に。

いったん自宅に戻り、夫が溜めた洗濯や、メールチェックなどをこなしているうちに

お逃げになる。

しかし、今までにないこの感覚に予感を感じ、夫に実家に泊まってもらうことにする。

帰り道、友人M氏に遭遇。腹をなでてもらう。

あとすごく珍しい人に偶然再会。

これはもう今日産まれちゃうんじゃねーの、っていう予感は強まる。

実家に戻り、オロナミンC(良い陣痛がくるというジンクスがある)を摂取。

ほどなくズビーンという擬音がぴったりの痛みが来たので、

キタキタキタ!と勇んでいたら、0時から5時まで爆睡。陣痛遁走。

朝も7時半に夫を起こして散歩。

夫を会社へ送り出し、やはり歩くべきだと、母につれられ吉祥寺へ。

大北海道展を伊勢丹でやっているが、

本日からでたぶんおばさまで激混みだろうと思っていたが、案の定。

エレベーターで腹にぶつかってこられそうになり、焦りと世の無常を感じる。

東京砂漠。

北海道展はさらっと素通り。

ベビーコーナーで命名紙を買って、ロフトや本屋などをひやかしていたら夕方。

今日は歩いたぞ!だが疲れすぎてイライラするぜ!

というオーラでも出ていたのだろうか、母が気遣って横にならせてくれる。

5時頃からまた15分間隔で痛みだすも、また逃げられた、ような気がする。

ねえ中の人、もう出てきてイインダヨ!

むなしく実家の階段を昇降する。

はーやく出て来いクックロビン。