チタキヨのヨ

妙齢女だらけ演劇ユニット「チタキヨ」の作・演出担当、米内山陽子のあれこれ

一日の速度

最近のわたしと息子は、おんぶを覚えた。

覚えたことによって、ぐずりやすい夕方の家事の効率がぐぐんと上がった。

わたしと息子はかしこさが2あがった!

と、思ったら、やはり泣くときは泣くので、3歩進んで2歩下がる感じ。

人生はワンツーパンチ。

F病院の定期検診に行く。

担当医よりやはり息子の症状は回復しているように見えると言われる。

生後半年になったら、もう一度CTを撮って確認をする予定。

まだまだすっきり全快!みたいな気分にはさせてくれないのね。

インフォームドコンセントも善し悪し。

いや、善しなんだけど。

最近、わたしも夫も息子の症状を忘れて接しているときがある。

それは良い傾向。

これは一歩一歩。

ギリギリエリンギの清算会へ行く日に、ギリギリ風邪を引きそうになる。

なのでギリギリで自粛する。

会いたい人がたくさんいました。

会いたかった。

翌日にはすっきり目覚め、風邪はひかずに済みました。

息子の喃語が目覚ましい。

遠吠えのように「あぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ・・・うきゃっ」

唸るように「はぅーへうーあっうー」

甘えるように「くぅぅ、く、くぅぅ」

可愛すぎるじゃん。

わたしはメロメロじゃん。

笑うことも増えた。

おもちゃをいじっていて、ふと目が合うと笑ってくれる。

顔を近づけると笑ってくれる。

声をかけると笑ってくれる。

わたしは蕩けるじゃん。

声を上げて泣いてると思ったらいつの間にか喃語で遠吠えしてて、最終的に微笑まれたりする。

これは混乱するぞ。

1週間が光のような速度で過ぎてゆく。

そのくらい、毎日はめまぐるしい。

それに比べて息子は1日を1年かけて味わっている感じ。

ふと目を離した隙にいろんなことができるようになっている。

子供ってすごいね。