チタキヨのヨ

妙齢女だらけ演劇ユニット「チタキヨ」の作・演出担当、米内山陽子のあれこれ

つって

誰かにとって大事な自分であることは、恐ろしく気持ちがいい。
誰かを大事にすることも、恐ろしく気持ちがいい。
麻薬みたいなものだ。

だから、それが失われる気配がすると取り乱してわけのわからないことをしそうになる。
だけどよく見たらわたしはただのわたしで、月日は百代の過客だし、盛者必衰なのであるから、
できるだけ心を乱さずにいたい。
心が乱れるのはしんどい。
心が乱れると体が乱れて、そのうち生活が乱れて仕事が乱れる。
それが悪いループに嵌まると、抜け出すのに苦労する。

人の助けに感謝しながら、出来るだけ独立独歩で進んでいける人間になりたい。
人を助けたときに、ひけらかしたり傲ったりする人間ではいないようにしたい。
たまに、本当に近い人だけに、ちょっとだけ愚痴を言うことを許してもらいたい。
サウイフヒトニ、ワタシハナリタイ
つって。つってつって。